プロジェクト一覧

Apprenticeship

アプレンティスシップ

What’s apprenticeship

アプレンティスシップとは

アプレンティスシップは直訳すると「徒弟制度」です。現代のアプレンティスシップは、実際の職場で働き収入を得ながらも、知識やスキルについて学び、キャリア形成を同時に追求することができる「働くと学ぶを両立する」制度となっています。

学び・働く・アプレンティスシップ
わかる やってみる できる

会社で働きながら学んでスキルや知識を身につける

Question

01アルバイトやインターンシップとの違いとは?

収入と学びを得る新しいキャリア教育・進路選択の形が
アプレンティスシップです

日本のアプレンティスシップは、昔ながら徒弟制度を持つ業界に存在していますが、今推進すべきは、まずは高校生からスタートするプログラムと考えています。
現状を考えると、高校生がアルバイトで入れる業界は限られており、有給インターンシップも少ないため、卒業後の選択肢が狭まることにつながっています。
そこを補うものが、日本版アプレンティスシップであり、高校生版有給インターンシップ (長期実践型インターンシップ)ともいえるもので、高校生が見習いとして業界に入り、働きながら学びます。アルバイトとして最低賃金以上の収入を得つつ、専門性や社会人基礎力を身につける機会となります。

雇用形態 アルバイト インターンシップ アプレンティスシップ
賃金 ◎ 貰える × 基本もらえない ◎ 貰える
期間 短期〜長期 短期 3日間程度 半年以上
キャリアとしての学び あまりない 初歩的なスキル 初歩〜実務スキル
実務としての学び ◯ 学びあり × あまりない ◎ 学びあり

02アプレンティスシップ導入するとは?

進学でも就職でもない第3の選択肢を通じて
18歳の進路の幅を広げる

現状、高校卒業段階での進路の選択肢は進学と就職の2択しかなく、「なんとなく」で進路を選択し主体的に進路選択ができてない若者が一定数存在します。
「働きながら学ぶ」という進路を第3の選択肢として提示することで、主体的にアプレンティスシップを選択できるようになり、消極的進路選択も減ります。
また高校生の段階からアプレンティスシップに参加することで​高校卒業時の進路選択がさらに複線化され、なんとなく興味のある状態や無目的に資格習得や学力向上などを目指すのではなく、自分なりの実体験をもち、最終的に目的意識を持った進路選択を行うことにつながります。

現状 アプレンティスシップの導入イメージ

Overseas cases

海外での事例

海外でのアプレンティスシップは日本よりも活発に行われています。
ここではその事例をいくつかご紹介します。

Assignments

日本で起きている課題

「とりあえず」「なんとなく」「しかたなく」といった消極的な進路選択をしている高校生が一定数存在しています。一方で地域・企業の人的資源不足は深刻であり、意欲とスキルを持った若者を育んでいくことが急務とされています。

POINT01-高校生の課題

制高校率

同じ18歳でも所属している学校によって大きな格差が存在します

高校卒業後、不安定就労状態や進路未決定状態になる若者は全日制と比較して、定時制・通信制高校の卒業生が圧倒的に高い状態にあります。

不安定就労/進路未決定の割合

「とりあえず」大学進学はリスク大! 未来への責任の押し付けです

不安定就労状態になる割合は高校卒業後:0.34%に対して、大学卒業後:4.3%であり、また進路未決定状態になる割合は高校卒業後:4.25%に対して、大学卒業後:8.24%となり、大学進学が必ずしもキャリア形成上優位であるとは言えません。

POINT02-教育機関の課題

学校教育課程におけるキャリア 教育の不足と専門家の不足問題

キャリア教育が重要である一方、学校教育課程におけるキャリア教育の不足と、専門家の不足が問題視されています。

POINT03-企業の課題

企業が直面する人手不足と
人材育成の課題

企業の問題点として、人手不足の現状がありつつも、採用難・人材育成難や早期離職といった人材に関わる諸問題があります。

Advantage

Solutions

Japanese Apprenticeship

日本版アプレンティスシップへ

海外事例をそのまま日本で真似るのではなく、まずは「高校在学中のアプレンティスシップ」として、キャリア教育に強みを持つアスバシが事例作りを行っていきます。

Project

アプレンティスシップの取り組み

Service01

介拓奨学生プログラム

介護福祉業界におけるアプレンティスシップとして実施。飲食やコンビニ等のアルバイトではなく、その後のキャリアに活かせる、まさに働きながら学ぶ「アプレンティスシップ」の先駆けとしての事例となっている。高校生が「介護職員初任者研修」の資格を取得。その後、介護福祉事業所で実際に働きスキルとキャリアを積み上げた。

詳しくみる

Service02

高校生ITアプレンティスシップ

高校生からのニーズが高く、今後人材が必要になってくるIT業界においてプログラムモデルを検証した。テクニカルスキルが求められる業界におけるプログラムモデルとしてOff-JTの在り方が重要になるという仮説のもと、テクニカルスキルを教え込むのではなくテクニカルスキルを自ら学びだすことができる力を身につけるOff-JTを開発した。

実際の高校生や企業の声は、こちらをご覧ください。

Article

インタビュー記事