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【参加者募集中:CSNセミナー03】 上司は、企業は、学校は 今の若者にどう向き合うか?

「ゆるい職場」著者×元祖イクボス×キャリア教育専門家が徹底討論!
上司は、企業は、学校は、今の若者にどう向き合うか?

<開催概要>
実施日:2023年4月19日(水)18:30~20:00
ゲスト:古屋星斗氏(リクルートワークス研究所・主任研究員/一般社団法人スクールトゥーワーク代表理事)
    川島高之氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン理事・2社の会社社長)
コーディネーター:毛受芳高(一般社団法人アスバシ代表理事・NPO法人アスクネット創業者・顧問)

※お申込みはこちからお願いします※
https://csn03.peatix.com/

「ゆるい職場」(2022年12月10日刊)で話題の著者、リクルートワークス研究所の研究員の古屋星斗氏と、部下を育てる「イクボス」の元祖として、全国各地で講演等でひっぱりだこの川島高之氏が、今回初共演!
職場がかつてのような「厳しさ」がなくなっていく一方、若者がそのなかで「このままでいいのか?」と不安感に駆られているという。職場の上司は、そして企業は、いまの若者に生まれている、このような傾向にどう向き合うべきなのでしょうか?学校は、この現象にどう向き合えばよいのでしょうか?

・・・・
企業の「ブラック労働」批判に端を発し、労働に関する法律の改正がなされたことで、昭和さながらの新人教育が消えた一方で、新人社員らに漠然としたキャリア不安が生じている。これを指摘したのが、若者キャリア研究の気鋭の研究者である古屋星斗氏。「ゆるい職場」を昨年12月に出版したところ、多くの企業から「これはうちでも起きている」と次々に共感の声が上がっています。

「叱られたことは一度もない。親戚の子どものような扱いだ。」
「社会ってもっと厳しいと思った。何をいうにしてもオブラートに包みすぎのように感じる」

など、上司や会社に対して、若者が「これでいいのか?」というような漠然とした不安を感じていると言います。

この「ゆるい職場」現象に関わるもうひとつのキーワードは「イクボス」。これまでのような「怖いボス」ではなく、部下の話をしっかり耳を傾け、部下を育てる理想の上司のようなイメージ。このイクボスの元祖としてメディアにも取り上げられ、現在、全国の企業や自治体などで講演で飛び回り、企業や自治体の「イクボス宣言」の推進活動をしているのが、ファザーリングジャパン理事の川島高之氏です。

今回のCSNセミナーでは、この二人をゲストに招き、これからの企業の人材育成、上司のあり方について徹底討論します。

以下のような問いを中心に話を展開する予定です。
職場が「厳しい」から「ゆるい」になってしまった要因は何か?
イクボス的な上司の増加が、「ゆるい職場」の一因なのか?
ホワイト過ぎる上司、部下を叱れない上司はどうすればいいのか?
このような傾向に対して、経営陣や人事部はどうしたらいいのか?
ゆるくなったのは職場であって、若者ではないと言えるのはなぜか?
このような職場環境でも、若者が育ち成長することは可能なのか?
若者は何を望んでいるのか、嫌がっているのか?
学校、家庭、地域などもゆるくなってしまったのか?

<ゲストプロフィール>
古屋星斗氏(リクルートワークス研究所 研究員・一般社団法人スクール・トゥ・ワーク 代表理事)
岐阜県出身。一橋大学大学院(教育社会学)修了後、経済産業省入省。産業人材政策、福島の復興、『成長戦略』立案に携わる。経済産業政策局 経済産業政策課 課長補佐を最後に、2017年退官し現職。若者キャリア形成研究、若年労働市場研究を専門領域とするほか、高校就職者のキャリア支援など実践にも従事している。高卒就職を、大卒より早くキャリアが始まる点をメリットとして捉え直し、「早活」と呼び変えることを提唱している。

川島高之氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン理事・2社の会社社長)
慶応大学卒業後、三井物産(株)に入社。2012年に系列上場会社の社長就任、利益8割増、株価2倍、残業1/4に。2016年に社長を退任しフリーに。 経営者や管理職時代に心がけてきたことを「イクボスの定義と10か条」としてまとめ上げ、NHK「クローズアップ現代」では“元祖イクボス”として特集され、AERA「日本を突破する100人」に選出。内閣府や自治体などでの男女共同参画委員やこども家庭庁創設のアドバイザーなども歴任。講演は年200回にものぼる。

<コーディネータープロフィール>
毛受芳高(一般社団法人アスバシ代表理事・NPO法人アスクネット創業者・顧問)
名古屋大学大学院在学中に、若者が夢や目標、アイデンティティを持てない日本の教育に危機感をもち、修了後に1999年にアスクネットを立ち上げ、キャリア教育コーディネートを事業化。2005年より経済産業省と連携しキャリア教育コーディネーター認定制度につなぐ。2012年にアスバシを立ち上げ、高校生のインターンシップを推進し、現在、愛知では参加者は3000名を超える。また、高卒就職を「早活」に変える活動も行っている。

※CSNとは?
キャリアサポートネットワークの略。未来に向けた、若者のひとり一人のキャリア探究を応援する企業と学校、キャリア教育コーディネーター団体のネットワーク。高校生のインターンシップ等のキャリア教育をサポートしています。